ヱヂソンズの楽しい発明

イケイケアラサーエレクトリック集団ヱヂソンズが、日々の楽しい発明をたくさんお届けします。

超短期で「企画」から「完成」までを実行する「splint」プロジェクト

 

こんにちは。

ズッキーです。


去る5月、ひなた発案のもと
「超短期で何かを成し遂げよう」
という企画「splintプロジェクト」をみんなでやってみたところ、いろいろ手応えがあった。

ここにそのスベテヲ記す。

 

 

 

事の発端

事の発端は5月21日。

いつも「何かをやろう」的な話はたくさん出るのだが、なかなか実現しない。

しかしこの日は違った。

 

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ひなたが動いた。

 

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「何をやるか」も含めて、決められた期間内に全てを決め・全てを実行する。
事前に決まっているのは、何かをやる「日程」だけ。

 

この新プロジェクトを、ひなたは「splint」と名付けた。

 

ひなた後日談。

何か良いアイデアを思いついても、形になる前に他の優先事項によって忘れられて、実現されないアイデアがたくさんある。

必ずしも悪いことではないけど、そればっかりだったら勿体ない。

ならば、勢いを失う前に形にすること自体を目標にしたプロジェクトがあってもいいんじゃないか。 それが前準備なし/後腐れなしのsplint!

 

 

 

ついにその時を迎えた。だが……

 

ハラハラドキドキのなか、5月23日の0:00を迎えた。

 

ひなたが設定したリマインダーが、開始を知らせてくれる。

僕はすぐさま一言を送った!

が、嫌な予感は、的中した。

 

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そう。

誰も集まらなかったのだ。

 

彼らのことは学生時代から知っている。昔からそうなのだ。

ただ、これは初めての試みだし、「2日間」という定義だって
何時から勘定すれば良いかだって、誰にも分からないはずだ。

すべては経験さ!

 

もう十分に待った。

僕は寝ることにした。

 

 

 

翌朝。

 

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ゾロゾロと集まり始めたメンバーたち。

 

ひなたが最初にアイデアを挙げ始めた。

 

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その数20。大量のアイデア笑 すごい笑

 

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にのは、通し番号21を飛ばしてしまうという、
おっちょこちょいながらも、
なかなか感動のフィナーレを予期させるナイスアイデア

 

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そこからどんどん案が出て、

30を超える案が出たところで、ドレにするかを選ぶことに。


僕はめっぽうクリエイティブチックなのがよかったので
①曲つくる、②絵を描く、⑦LINEスタンプつくる(申請するとこまで)
を推薦。

 

したつもりだった。しかし、

 

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間違って⑥の「Tシャツつくる(発注するとこまで)」を推薦していた。


※このブログを書いていて気付きました(2020年6月27日現在)

 

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その結果、みんなが⑥(俺はLINEスタンプつくるだと思っている)
を推す流れになっていき、

 

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(「にょ」までは理解していたが、予想だにしない結論に
 「Tシャツ!??」と突っ込みに似た叫び声をあげていた。笑)

 

まぁ、良しとしよう。

そうしてTシャツを作ることを黙認し、何食わぬ顔で次のフェーズへと移行してくのだった。

 

この時、1日目の14:30。間に合うか?

 

「ヱヂソンズの活動は透明でopenでありたい」というひなた。Twitterで進捗報告。

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Tシャツを作ろう。ではどんなTシャツを?


この時点では、1人1枚なのか、みんなで1作品なのかも決まっていなかった。

 

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皆それぞれのスケジュールの合間に参加していたため、なかなか全てがスンナリ決まっていかない。

並行して、一旦24:00までにデザインアイデア出しをすることに決定した。

 

ここから怒涛のデザインアイデア出しが始まる!

 

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ひなたのサングラスシリーズ。さすがのアイデアと画力!

 

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なんとこの時点で実用面まで視野に入れている、IQの高いaop!さすがプログラマー

 

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奇抜さしか考えておらず、「人前で着られるか」を一切吟味しない俺。

しかもこの1案目で「ピンそば1m」くらい満足していた。

(後にaopにそれを諭され大後悔することになった)

 

その後も、数え切れないアイデアが出た。

 

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眠れる虎のごとく急に表れたにのみや。
しかしながらその洗練されたデザインを眼前にし
己のデザインに羞恥を覚える。

 

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遅れて参加したmasa

UT公式のデザイン機能を駆使。

これ見た瞬間、「自分の発注しないで、これを買おう」
とおもったくらい、良いと思った。笑

 

こうして各々アイデアを考えまくって、1日目は終了した。

 

なお、次は一旦23:00に集まろうと約束したが、

集まることはなかった。

 

 

 

2日目


2日目(というか1日目の深夜)、ひなたが注文の段取りについて、まとめるところから始まった。

 

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オリジナルTシャツを自宅からプリント〜配送してくれる業者は数多ある。

今回はクオリティよりも手軽さやわかりやすさを重視して、

結論、2人が「Up-T」を、2人が「UT」を使った。

 

▼Up-T

https://up-t.jp/info.php?type=master_item_type&id=IT367

表面にフルカラーのワンポイントを入れるだけならば「プリント費800円」をTシャツ代に足した2000円頃から発注が可能。送料無料。

背中にプリントするとさらに+800円。

 

▼UT

https://utme.uniqlo.com/m/#step01

ユニクロ公式「UT」。デザインもWEB上で作れて送料250円という手軽さ。

 

▼胸ポケット

https://www.cittoplus-wear.com/custom/pocket-t/#c3

加工費が2500円くらいなので4000円強くらい。

https://www.jetchop.co.jp/tshirts/jc_001/

こっちの方が安いかも。 

 

▼小ロットでも発注可能なサイト一覧

https://original-smaphocase.com/magazine/small-lot-original-tshirt-creating

 

 

議論が進まないなら、「プリント箇所」(表/裏/袖/ポケット)と「Tシャツの種類」(色/厚さ/速乾とかオプションとか)は各自決めようとひなたが提案。

各々、思い思いのTシャツを各自で発注していくことになった。

 

 

ここでひなたがニューアイデア

 

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ファビコンも入れてQRコードを作れるお手軽サイト

https://qr.quel.jp/design.php

 

面白いアイデアだと思った。

 

後々、QRコードは解像度の問題で今回は断念した。挑戦する場合は印刷屋と相談するのが良いかもしれない。

https://sites.google.com/site/gutugutu30/sono-tapuroguramingu/qrkodototshatsuwoshittemingciwozuoroutoshitahua

ネットでは、このサイズ感まで行けるという情報も。

 

2日目の11:00。

ここから「ezisongzの文字」または「ezisongzロゴ」を意識したデザインが少し出始めたりして、

いよいよ最終の詰め作業に入った。

 

結局誰も注文しませんでしたオチを恐れながら、ギリギリまで待つ笑

 

今度は無事、完了した。

 

ひなたがtweet終結宣言。

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フィニッシュ

 

最終的に、僕、にの、aop、ひなた の4人が発注。

無事、初回splintは終了したのだ。

 

数日後に現物が届いたので各自撮影。

 

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Up-Tで発注。約2日で発送、発注から4日ほどで到着。

 

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にの

UTで遅れて発注。

 

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aop

UTで発注。発注から到着まで約17日。

 

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ひなた

僕と同じく、Up-Tで発注。約2日で発送、発注から4日ほどで到着。

 

 

 

splint #1 を振り返って

やってみると楽しかった。

やってみるまでわからない考え方の違いや進め方の違いがわかった。

 

ひなた後日談。

splintという言葉はもちろんGoogleの「splint」から。

前準備がないからカラッポのまま始められるし、臆することなく取り組める。

期限を過ぎたらもう何もしなくて良いというルールも、決断や議論に良い影響を与えていた。

「忙しいけどなんかやりたい」という感情は誰にでもあると思う。中身のクオリティはさほどだったかもしれないが、今後もうまく取り入れたい。

そして、どんなプロジェクトにもこのエッセンスは活かせると思うので、その養成所としても機能してくれたら嬉しい。

 

次回のsplintプロジェクトも楽しみだ!

それではまたお会いしましょう!